【鳥取県】なかなか見られない?白銀の世界!冬の鳥取砂丘のおすすめと注意点
今回は鳥取砂丘にはじめて訪れたのですが、12月に訪れたため一面が雪景色の鳥取砂丘を見ることができました。 冬の鳥取砂丘でのおススメや注意点をまとめてお伝えしていきます。
[:目次]
鳥取砂丘とは
鳥取砂丘(とっとりさきゅう)は、鳥取県鳥取市の日本海岸に広がる広大な砂礫地(されきち)で、代表的な海岸砂丘です。なんと東京ドーム約820個分!! 砂丘自体は鳥取市福部町岩戸から鳥取市白兎にかけて、南北2.4km、東西16kmに広がりっていますが、通常「鳥取砂丘」というと、千代川の東側の545haの浜坂砂丘を指します。 日本三大砂丘のひとつです。
砂丘の最大高低差は90mにもなり、すり鉢に似た形に大きく窪んだすりばちと呼ばれる地形があり、特に大すりばちと呼ばれるものは40mの高さになる。 砂丘での幻想的な現象は、すりばちの斜面には流れるように砂が崩れ落ちた形が簾を連想させる砂簾などの模様や風速5m~6m程度の風によって形が作られ風紋と呼ばれる筋状の模様が見られるところです。 地表は常に乾燥しているわけではなく、すりばちの最深部にオアシスと呼ばれる地下水が湧き出ている場所があります。
こうした自然による現象がみられるのも魅力のひとつで、砂簾、風紋、砂柱、ハマゴウなど砂丘独特の地形、植物群落を有することなどから学術的に貴重であることが評価され国の天然記念物に登録されています。
こうした自然による現象がみられるのも魅力のひとつです。
砂丘と砂漠の違い
砂丘と砂漠は呼び方が違うだけなのか?いいえ、それぞれの特徴があります。
砂丘は風で運ばれた砂が作る丘のことです。砂漠とは年間降雨量が250mm以下、あるいは降雨量より蒸発量のほうが多い地域で、砂や礫、岩石の多い土地のことを言います。なので、砂丘の砂の表面が乾いていても掘っていくとすぐに湿った砂が出てきます。砂漠は降雨量に対し蒸発する水分量が多いために掘っても乾いた砂しか出てきません。
このように、砂丘と砂漠は似ているのですが年間降雨量の違いによって呼び方が変わるようです。
夏と冬の鳥取砂丘の違いとは?
鳥取砂丘のハイシーズンはゴールデンウィークから夏過ぎまでが、一番人が集まり賑わいを見せるそうです。砂丘の砂一面景色を考えると夏時期に人気なのはよくわかります。冬時期はむしろやっていないのではないかとまで考えてしまいがちです。
しかし、どの季節でも鳥取砂丘を楽しんでいただくことができます。
春にはなんとハマヒルガオという砂丘特有の美しい花が見れたり、夏は暑いですが日本海に沈むきれいな夕日を見ることができます。そして、秋には砂丘ラッキョウの花が見ごろを迎え、冬には砂丘一面を雪が多い幻想的な風景が広がります。春夏秋冬どの季節も違った景色を見せてくれます。
冬に行く鳥取砂丘の注意点
冬に行くといっても、さほど雪も積もることはないだろうし、寒さもたいしたことないのでは?…と考えていましたが、なんのなんの雪降ります!たくさん積もります!!寒いです!!!
冬の山陰地域を甘く見てはいけません!しっかりとした防寒対策で行きましょう。
靴はスノーブーツやトレッキングシューズなどがおススメです。
雪の降った砂丘はまた歩きにくいのでしっかりと踏ん張れるような靴がおススメです。
ブーツであれば、底の厚めの靴で足首より長めのものを。
普段、履いているブーツでも大丈夫ですが、砂で靴が擦れて白くなる場合があります。
お気に入りのブーツが傷むのが気になる方は、別の靴をおすすめします。
服装も防水・防寒対策のものを選ぶようにしましょう。
冬ならではの砂丘イベント
冬の鳥取砂丘では、毎年12月~クリスマス頃にかけて、山陰最大級と言われているイルミネーションを楽しむことができます。砂丘手前の階段からぐるりと道沿いに毎年テーマがかわりとても煌びやかなイルミネーションが設置されます。
砂丘自体にイルミネーションはされませんが、夜の砂丘を覗くこともできます。
期間限定でキッチンカーが数多く並びとても賑やかな音楽とともに楽しめます。この期間に行くのもとってもおススメです!
冬の間のラクダ
冬の間でもラクダは外に出ているようです。雨天、雪、悪天候の時はお休みしているようです。私が訪問したときはゆきがちらついていたので見かけることができませんでした。残念でした。
・通常期間(3~11月)は9:30~16:00
・冬季期間(12~2月)は10:00~16:00
※天候、ラクダの疲労度などにより、営業を休止することもあります。
天気のいい日には冬の期間中でもラクダに乗ったり、写真を撮ったりできるみたいです。ぜひ次回はリベンジしたいと思います!
冬の鳥取砂丘をおすすめします!
私は冬の鳥取砂丘をおすすめです!!人が少ないのもあり比較的にゆっくり見ることができました。天候によってはラクダさんがいないこともありますが、今回は雪が多く積もったことにより、オアシスがひろくなり凍結しているところに水が流れ込むといった自然を感じる素敵なものも見ることができました。雪でこんなに一面になるときに偶然いけるのも運ではないかと思い存分に楽しむことができました。
今度は暑い時期の砂丘にもチャレンジしてみたいと思います。